大手情報サービス企業のリクルートは2月25日、東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城の1都4県を対象とした2026年版「住みたい街(駅)ランキング」を公表した。首都圏で暮らす人々が今、どの街に魅力を感じているのかが明らかになった。
9年連続で1位に選ばれたのは神奈川県の横浜駅。交通利便性に加え、駅周辺にオフィスビルや大型商業施設が集まる利便性の高さが引き続き支持を集めた。2位は埼玉県の大宮駅で、こちらも3年連続で同順位を維持。都心へのアクセスの良さと生活インフラの充実ぶりが評価された。
3位には東京都の吉祥寺駅が入り、にぎわいのある商店街と緑豊かな環境のバランスが支持された。順位の細かな変動はあるものの、上位3駅の顔ぶれは2022年以降変わっておらず、安定した人気ぶりがうかがえる。
一方で、郊外エリアの駅も存在感を高めている。千葉県の船橋駅は12位、同じく千葉県の舞浜駅は15位、茨城県のつくば駅は24位と、それぞれ過去最高順位を更新した。住宅価格の上昇が続く中、都心へ乗り換えなし、または短時間でアクセスできる利便性と、比較的手ごろな住環境が評価された形だ。
船橋駅と舞浜駅はいずれも東京駅までおおむね30分以内で到着可能。つくば駅もつくばエクスプレスを利用すれば都心部へスムーズに移動できる。広めの住戸を求めるファミリー層にとって、価格と広さのバランスが取りやすい点が注目されている。
今回の調査は、対象エリアに住む人を中心に昨年10月から11月にかけてインターネットで実施され、約9000人から回答を得た。都市部の利便性を重視する動きが続く一方、価格とのバランスを意識した選択も広がっており、首都圏の住まい選びは新たな局面を迎えている。
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